サイレンススズカのお墓へ行く-超ハイペースがマイペース、稀代の快速馬のお墓

サイレンススズカとは

常識外れの超ハイペースで逃げ、直線でもスピードを維持して更には引き離すという離れ業をやってのけた競走馬
ただ、順風満帆な競争生活ではなく、気性の問題もあり3歳春のクラシック戦線はうまく行かず…
秋になると距離適性外の菊花賞は避けて天皇賞(秋)
そこで、河内騎乗で驚愕の大逃げ…
さすがにダメだろうと思っていたら、粘りに粘って6着
次はマイルチャンピオンシップ
同じ逃げ馬のキョーエイマーチと逃げ争った末に15着の惨敗(一方キョーエイマーチは2着)
次は香港で武豊が騎乗
香港は快調に逃げながらも5着敗退
しかし、御し方が分かった武豊が以降も騎乗する事になった
年が明けるとハイペース逃げを確立して重賞連勝
それも快勝と云える内容で、金鯱賞では豪華な重賞常連メンバー相手に大差勝ち
宝塚記念では、南井騎手に変更(武豊にはエアグルーヴの先約がある為)距離延長と不安要素がある中で逃げきり勝ち
秋初戦の毎日王冠は、エルコンドルパサーとグラスワンダーと云う1つ下の無敗の外国産馬2頭を抑えての圧勝
そして、目標にしていた第118回天皇賞(秋)を平成10年111日東京11レース111番人気という1並びで迎えた
当時、天皇賞(秋)は1番人気は勝てないというジンクスが10年間続いていた
それを吹き飛ばすように靄の中元気良く飛び出し、1000m通過57秒台のハイペース
大槻を越え、このまま直線に来るんだろうと思った矢先…左前脚手根骨粉砕骨折
騎手が振り落とされてもおかしくないほどの激痛だったと思われるが、安全な場所まで落とさずに端まで歩ききった
しかし、回復が見込めない為、数分後には安楽死処分
1番人気は勝てないというジンクスの中で考えられる最悪の結果
これにより、普段酔わない武豊がレース後に泥酔するほどの落胆
その後の週も精神的なものが響いたのか騎乗停止処分を受ける(この時、騎乗していたのは後の日本ダービー馬のアドマイヤベガ)
現在も、武豊の理想の馬としてディープインパクトと共に名前が上がる

アクセス


生まれ故郷である平取町稲原牧場にサイレンススズカのお墓はある
新千歳空港より車で約1時間
(道道130号→道道129号→国道235号→苫東中央IC→日高自動車道(無料区間)/苫東道路 方面→日高富川IC→国道237号)

行ってみた&感想(2012年6月)

サイレンススズカは、リアルタイムで見て一番衝撃を受けた馬で、今でも一番好きな馬です
あの金鯱賞は本当に凄かったな…
お墓参りにいつか行こうと思って14年が経っていました

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世紀末覇王と呼ばれたテイエムオペラオーの引退までは毎週競馬を見ていたものの、サイレンススズカもいないしと、いつしか競馬を見るのも辞めていました
しかし、格安航空が身近なものになり、北海道に安く行けると分かったので、この機会を逃さずお墓参りに行きました

平取町は、北海道の南側で苫小牧の東にあります
ここには、義経伝説があるそうで、義経神社がありました

本神 社にまつわる義経伝説には、義経公はこの地を訪れアイヌ民族をこよなく愛し、農耕や舟の作り方、操法、機織り等の技法を伝授したことから、住民は義経公を慕い「判 官様」または「ホンカンカムイ」と呼んで尊崇したと伝えられています(平取町商工会、義経神社の項より引用)

義経神社入口
ちょっと霧雨が降っていましたが、気になるので行ってみました義経神社の階段アイヌの中で、義経は英雄だったという話もあれば、反対の大悪人という話もあって不思議なものです
義経神社
隣に、義経資料館があります
そして、その奥で柴犬が元気に走っていました平取町へ行く道ここらに来ると対向車も全くなく、静かなところでした
稲原牧場が左手に見えてきますが、お墓は少し進んだところにあり標識が立っています

車でそのまま入ると、広めの止められる場所があります
サイレンススズカのお墓 遠景
綺麗な花が供えられており、やっぱり人気あったんだなーと改めて思いましたサイレンススズカの遺影懐かしい顔です
後半は緑色のメンコをレース時に被っていたので、素顔の方が新鮮です
競馬雑誌サラブレの追悼ポスターには「君は風を追い越し光になった」って書かれてたかな?サイレンススズカの戦績碑雨が降ってる事もあり見辛いですが、逆にそれで金鯱賞の大差の字が輝いています
何事もなく競争生活を終えて種牡馬になった姿を見たかったですね

そういえば、サラブレに「(スポーツ選手などに)『あなたが目標にしているのは?』と云うような質問の答えに『サイレンススズカです』とインタビューで答える人が数年後現れて欲しい」みたいに書かれていたコラムがあったと思うんですが、その後現れたんでしょうか?
TVでインタビューを見ると、思いだしては気になる

サイレンススズカの半弟にラスカルスズカがおり、兄の事もあって応援してました
兄のような強さも派手さもなかったけど、天皇賞(春)の2着は興奮しました
1着にはならなかったけど、武豊の何が何でも勝たせるという執念を感じましたね
ラスカルスズカちょっと網で分かりづらいですが、ノーザンホースパークにいるラスカルスズカです

         

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