メジャーリーグ3をレビュー-ネタバレあり-前作からの色々なダウン感

前2作及びタイトルとは程遠いマイナー感

メジャーリーグシリーズの3作目です
ただし、邦題がそうなってるだけで、アメリカでは番外編扱いらしいです
原題 major league:Back to the Minors

あらすじ

マイナーリーグで投手をしてる引退目前の主人公
自力で通用しないと判断し冷凍したボールを使うが、即バレて反則行為で退場
その日、友人のロジャーと会い、引退してマイナーリーグの監督に転身しないかと持ちかけられる
「自分がマイナーの監督なんて」と断った主人公ではあったが、そこに若い有望なバッターがいるので見てくれと言われ承諾する
ところが、見に行った先で一悶着が起きる…

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感想

メジャーリーグ2からの起用は、GMのロジャー・ドーン、キャッチャーのデイブ、主砲のセラノ、日本人野手のタカ・タナカ、実況の人のみ(コーチも2に出てたような…)

メジャーリーグ2まではチャーリー・シーントム・ベレンジャーなどハリウッドスターが出ており、投球フォームとかの動作が酷くても演出面で頑張っており、メジャー感がありました
今回はマイナーリーグなので、客の入りは少なくて良いとしても、他の面が悉く良くなかったです

変化球が一つも投げられない速球派のピッチャーがいるのですが、その言葉通りストレートしか投げてませんでした
最後の方でライバルバッターの胸元にわざと投げてバッターを威嚇
すると、バッターがマウンドに歩みよるのですが、ピッチャーは「160kmのボールを至近距離で受けたらどうなると思う」というような発言をして更に威嚇します
以前も同様の事があってその時は、バッターに滅茶苦茶に言われて萎縮させられていたので、今回の出来事はピッチャーのリベンジとなったわけです
しかし、自分が気になったのは160kmという発言でした
「えっ、今までそんな速さの球投げてたの?」
バッターが何も否定してないとこを見ると出てたのでしょうが、全くそうは見えませんでした
俳優が速い球を投げるのには限界がありますが、それにしてもなーという演出具合

もっとどうかなと思ったのは、どこかで見たような話の詰め合わせの脚本です

才能ある選手が何人かいるけど、クセがあり一筋縄ではいかない弱小チーム
新任監督のユニークな練習や指導の結果躍進
チーム随一のセンスある選手はその練習に反発して、やがてメジャーに上がるも通用せずマイナー落ち
監督に「自分が間違ってました」からの復活劇で最後はメジャーチームを倒すと…
セルフカバー的な…メジャーリーグ1,2の話も入っていますね

「こうなるんだろうな」と予想できる展開が最後まで続きます
水戸黄門とかパターン化してても面白いものは沢山ありますが、これに関しては面白くないので問題です
メジャーリーグ2は、何回見ても面白かったのにと残念な気持ちになりました

自分と同様に思ってる人が多数いたのでしょう
第21回スティンカーズ最悪映画賞 – 誰も望んでいなかった続編部門
を受賞しています
英語の勉強の為に、この映画を購入したのですが、普通に見るのがツライです…

面白さ ★☆☆☆☆

         

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