新・映像の世紀 第6集 感想-ネタバレあり

最終集 あなたのワンカットが世界を変える

最終回となる第6集は、9・11アメリカ同時多発テロ事件から始まりました
つい最近の事のような気がしますが、もう15年も経っているんですね
飛行機がツインタワーに突っ込むという、あの衝撃的な映像は終生忘れられないでしょう
ハイジャックされ、訳が分からないまま超高層ビルに突っ込む事になった飛行機の乗客
熱風とビルが崩壊していく絶望の中で尋常じゃない高さからダイブをする人
最期を悟ったかもしれない時、どういう気持ちだったのか…
ただただ、哀しい出来事です
それにしても、テロ攻撃を受けてると報告されたブッシュ大統領が、あそこまで上の空だったのは覚えてませんでした
もう少し思案してるような表情だったと記憶していたのですが…

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しかし、アメリカ主導のイラク戦争やこの後の「アラブの春」を含め、何処までがその国の国民の意思だったのか分からなくなります
そう思ってしまう原因は、アラビアのロレンスCIA等の存在、そしてステマと呼ばれるようなものです
表に報道されてる事を素直に信じていましたが、そうそう世界は甘く簡単に出来てはいないようです
かといって、極端に陰謀論者になってしまうのも…
本当にこの世の中は分からない事だらけだ

カメラの進歩

昔は金持ちやメディア以外は映像を取れず、つい最近でも限られた者以外の映像は視聴に耐えられないレベルだったものが、今や誰もが高画質の映像が撮れる時代になりました
それもあって、ツイッターなどにモラルが問われる行為や犯罪行為を載せたりと問題点が色々出て来ています
また監視カメラも高画質になりました
昔はザアザア線が入っていて解説されてようやく分かるレベルだったものが、今やそんな遠くでも「分かるのー?」ってほどの画質です
この監視カメラについても最近問題になっていました
何割かの監視カメラはパスワードが初期設定のままでネットに繋がれているようで、そういうカメラ映像を集めたサイトで世界中に大々的に公開されていた問題です
個人的に監視カメラは抑止力の意味で賛成なのですが、こういう事があると構えてしまいます
結局は何事も使う人、使い方次第と…

これからの人類と映像

今回は歴史的な事よりも…いや、同性愛問題は現在これから先も続く歴史的な事柄にはなるでしょうか
ただ、9・11から続く中東問題や震災などに主眼を置くものと思っていたので、少々肩透かしを喰らってしまいました
それなりに面白かったですが、最終回&前回までの事を考えると少々消化不良気味です

それにしても、人類はこの先どこに向かうのでしょうか?
先進国には多種多様な生活があり、少子高齢化が進んで先細り気味
「皆が同じ方向を見て進む」というのはここら辺が限界のようにも感じますが、果たしてこれから何百年、何千年もの先にはどうなっているのか…
映像は、その人類の行きつく先をこれからもずっと撮り続けていくのですね
そう考えると、その最期の映像を見られないのが非情に口惜しい!
まぁ、かといって「明日、人類は滅亡する」と言われてもあれなんですが…

         

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2 thoughts on “新・映像の世紀 第6集 感想-ネタバレあり

  1. 通り掛かりですが

    NHKの「新・映像の世紀」第6集 の冒頭の8分で流れる911WTC突入旅客機映像は飛行機をCGで描き足したウソ映像ですよ。
    こんな嘘映像をこの番組で平然と使うなんて! 

    詳しくはこちら  http://ameblo.jp/utzsugi-rei/entry-12142711726.html にあります。

    まとめるなら、こうした分析のあることもキチンと纏めの中に入れて下さいな。

    返信
    1. ふぁべ丸 投稿作成者

      コメント有難うございます

      飛行機がCGで書き足されたものとして、当該飛行機はどこに行ったのでしょうか?
      実際にぶつかったけど、センセーショナルな映像に仕上げたかったからと、そういう事でしょうか
      ツインタワーは飛行機にも耐えられて壊れる事はない、飛行機の残骸な少ないなどという記事は確かに見た事ありますが

      返信

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