鹿苑寺とは
京都府京都市北区にある寺院
別名、金閣寺
金色の建物は舎利殿(金閣)と呼ばれる
足利政権の最盛期を象徴する建物
室町幕府3代将軍の足利義満が西園寺家から譲り受けた別荘を改築・新築し北山山荘と呼ばれていたものが元になっている
しかし、昭和25年に放火され、当時あった金閣や仏像等は焼失
昭和30年に再建された
消失前は国宝、現在は世界遺産
※以下は2016年現在の情報です
アクセス
- 駐車場(鹿苑寺前)
8:40~16:50
普通車 1時間 300円
二輪 1時間100円 - 市バス
「金閣寺道」「金閣寺前」下車
拝観時間
9:00〜17:00
年中無休
拝観料
大人(高校生以上)
400円
小・中学生
300円
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実際に行ってみた&感想(2010年10月)
当日の天気は晴れ
大徳寺などを訪問しつつ、徒歩で向かいました
鹿苑寺という名称は、足利義満の法号「鹿苑院殿」から来ているようです
さて、どんなものか期待に胸が躍ります
はぁー、本当に金ピカだわ!
金箔が綺麗に貼られています
これまた、鏡湖池に映る逆さ金閣と呼ばれる姿も綺麗です!
晴れの日は最高な景色
自分の写真の腕前が何やら物凄く良いように錯覚させられる程の良い景色です!
ん?一番下の初層に何やら見えます
暗いですが、右側に…
足利義満公の像です
宝冠釈迦如来像も安置されているようです
それにしても、秀吉が作った黄金の茶室は「うーん、これは微妙」と思う一方、寺が金ピカなのを受け入れられるのは何故か…
冬の京都は寒いと言うけど、雪化粧された金閣も見てみたいです
屋根の上には、鳳凰
この鳳凰は、放火時は外されていたようで当時のまま
かっこいいですね
因みに慈照寺、銀閣寺の屋根の上にも鳳凰がいます
それにしても、遠くからでも美しい
これはちょっと遠すぎた…
何やら焼失前は2層には金箔が貼られていなかったのでは?なんて説もあるようです
昭和61年~62年に昭和の大修復が行われた為に、2016年現在も綺麗な姿を保っています
応仁の乱時などは荒廃していたようなので、ひょっとして今が一番綺麗なのかも?
あまり見られぬ裏側
こうしてみると、白と金のコントラストが目立ちます
一番上の3層目は床以外金箔が貼られているらしいです
黄金の茶室と同じような感じになると思うのですが、果たしてどんな感じなのか…
「厳下水」義満公が手洗い用に使っていた場所みたいです
当時としては当たり前ですが、基本的に水場は外にあるんですよね
寒い時は嫌だなぁ…龍門の滝と呼ばれる、ちょっとした滝です
白蛇の塚の説明です
白蛇は弁財天の使いとして富をもたらす者、また水神としても有名らしいです
鹿苑寺には、金も水もあるので最適な場所なのかもしれません
こちらは8代将軍義政公の御愛用の富士形手洗鉢です
…が、肝心の鉢の写真を撮っていませんでした!無念夕佳亭と書いて「せっかてい」と読む茶室です
明治初年に焼失後、明治7年に再建
平成9年に解体修理した事もあり、まだ真新しい建物に見えました貴人榻(きじんとう)と呼ばれる腰掛用の石です
当時のやんごとなきお方がお座りになられた石で、室町幕府から移設されたようです
公式サイト
臨済宗相国寺派