武田勝頼切腹 武田の終焉で信濃は危険地帯に
前回の続きで、昌幸を除く真田家一行は新府から岩櫃に移動中
真田家一行といっても、武田の加護はなく…逆に落ち目と云う事で狙われる始末
ちょっと調べてみたところ落ち武者狩りというのは、許されてる事で普通に行われていた行為だそうです
狩られる側からすると「泣きっ面に蜂」状態ですが、村人達からすると戦で田畑を荒らされる等の日々の恨みや一攫千金のチャンスでもあるんですね(命懸けすぎますが)
落ち武者狩りに襲われた時に、信繁が機転を利かせて劇中に母上の反物を投げて一行を救う事になりましたが、あの反物は幾らになったんでしょうか
あそこから反物が売れる町までどの位あるのか分かりませんが、売りに行った場合、『価格が分からないだろう』と足元を見られ結構安く買われるような気がします
といっても、半端ない金額になってホクホクという感じでしょうか
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一方、武田勝頼は追い込まれて遂に天目山で切腹
切腹前に信玄の亡霊が出てきました
勝頼が「お怒りですか?」と問うても信玄は何も喋らず
この後、昌幸のところにも出てきますが、人ありで出て来なくても良かったような?
何か違和感あり過ぎて、あの飾ってあった甲冑だけの方が雰囲気あった気がします
ただ、勝頼の「四朗をたっぷり叱って下さりませ」というのは泣ける言葉です
他の家を継ぐ事になったりして、あまり父からの寵愛を受けてないイメージなんだけど、実際のところどうなのかなー
新府城へ来た徳川家康…
「武田が滅びたはめでたい事じゃが、ちっとも嬉しゅうないのは何故だ!」
「山本勘助で家臣やってたからだろ!」という突っ込みが沢山あったんだろうなと想像できますが、これはメタ発言だったのでしょうか?
その後もグチグチとやりきれない様子の家康
本多正信の「殿がどうなされたいかによりまする」という問いに「生き延びられれば充分」との答え
ほんの数年前に家康長男の信康が信長の命で切腹させられたりして(これについては諸説あり)信長が生きてた時代は、この心境になるのも仕方なし
織田家の影響力が日々大きくなる状態で天下への野望を持つのは到底無理ですものね
しかし、この状況がひっくり返るんだから…恐ろしい
成長する真田一族 上杉か北条…どちらと組む?
最初の落ち武者襲撃時に、人を斬るのを躊躇って自分が斬られそうになった信繁
次の小山田家臣の襲撃時には、躊躇う事なく斬りまくっていました
兄が言っていた「一族を守る」という鉄則を早くも実行しています
色々頭がキレる描写が多い信繁
逆に頭が固い描写が多い信幸…
信繁の頭の良さは父親譲り
勝頼が真田を信じずに岩殿へ行った事について、高橋内記が
「殿が北条と通じているなどと云う事があろうはずがございません」
と憤ってましたが…
実際に昌幸は北条と手紙のやり取りをして通じている仲でした
内記はこれを知った時どう思ったのだろうか…
改めて見ると内記が憤ってる最中にサスケの顔がアップなのは、サスケが手紙の配達をしてて
「本当に通じてるんだけども…」という意味を込めたアップなのかな
その昌幸「上杉か北条か、くじで決めよう」と言いだしたものの「やっぱ、くじで決めるのはダメだ」と悩む様子が描かれています
国力が無いだけに、どっちにも捨て駒に使われる可能性があるという事で難しい
そこで取った選択が「織田につく」
よし、ここから上昇局面や!(確信