今日は切ないお話でした
揺れ動く幼馴染み、聞けなかった言葉
家康に接待された室賀ですが、幼馴染みの昌幸を意外にも認めていました
めっちゃ嫌いではあるけど、いなくなって欲しい訳ではないようです
ただ、徳川家康と本多正信…相手が悪すぎました
「死ぬのは良い人ばかり」というこの大河での条件を、先の幼馴染みの話や囲碁での会話、持っていた小刀を差し出す事で続々とクリアしていく室賀
「室賀さん、実はあなたも良い人で終わるのかー…」
と思っていたところで、まさか暗器を持っていたとは…
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室賀は幼馴染みって事で昌幸を暗殺するのに迷いがありました
一方の昌幸には
「家来になってくれたら許すが、断ったらそれまで」
と、それほど迷いがありませんでした
室賀より幼馴染みに対する思いはなかったのもあるでしょうが、何としても真田家を残すという覚悟の違いもあったのでしょうね…多分
室賀の最期の場面については、切った時などの効果音は微妙でしたが、止めの頸切りをするなど割りとリアルな感じが出ていました
今作は、近年にしては珍しい過激な演出をしていますね
個人的に、この傾向は嬉しいところです
昌幸は、囲碁が弱い
意外でした
しかし、本人曰く最近少し強くなったようです
これは…配流になって囲碁しかする事がなくなり滅茶苦茶強くなって終わるパターンかも!
それにしても、まさか「黙れ、小童!」が無いとは思いませんでした
何回か言うチャンスはあったのにです
信幸が浜松の事をあからさまに何回も振ってきた時に言えそうでしたが…
ここで敢えて裏をかいて言わせないのが三谷幸喜なのか
今回も信幸が光る…いよいよ次回?
今回も兄さんの信幸が輝いていました
いやー、本当に弟思いの良い兄さんです
父と弟に挟まれて無理難題を振られてストレスがマッハになりつつも、受け持った仕事を見事にクリアしていきます
これほどのストレスに負けず、長寿なのだから素晴らしい
次回の「人質」で第一次上田合戦が始まりそうなので、信幸の鬼神の如き働きに期待です
策にハマって策を第一に考える信繁?
梅との結婚を家族に報告する信繁
昌幸と「結婚をすれば人質が増えるから良いねー」と話しています
これは一応、結婚を早々に認めて貰うために言ったのかなーって感じですが、反対するであろう母上に対し策を弄して失敗
めでたい祝言の場での暗殺計画については、父の計画を見抜けたなかった事を一番に悔しがっていました
全ては策の為にと、トラウマになるどころか目覚めすぎてしまいましたか?
自分の代わりに怒った人がいた事で、そんな自分の事が嫌いになりかけてましたが…
またも場を乱す、きり
梅に負けたキリ(分かりづらいのでカタカナで)を見て「くやしいのぅ、くやしいのぅ」と思ってたので序盤は良かったです
終盤の室賀事件を見た時に、たまたま信繁に鉢合わせしてしまったんじゃなくて、自ら信繁を呼びに行くとは参った
信繁の代わりに怒った事で、信繁が策と感情で揺れ動く心境をより大きく感じさせる演出でしょうか?
せめて言葉遣いをどうにかしてくれぬものか
現代語をどうしても喋らせないといけない理由がいまいち解らない…
>>策にハマって策を第一に考える信繁?
これが大阪城に入る前フリなのかなー、と考えたり考えなかったり。
何しろ、関ヶ原はまだ日本中の大名が判断に苦しんだのだから、分かるんですよ。
東西に兄弟別れるのも、生き残り戦略としてありです。
でも大阪城参戦いる?…って素朴な疑問がでてくる。
日本中の大名が全員正解する簡単な問題を、頭がよい設定の信繁が間違うかってことで。
しかも、お兄ちゃん大迷惑ですよ。真田家存続的にも。どこまでお前足引っ張るねんって話ですよ。
ここでも兄思いという設定と矛盾してくる。
では、どうやって脚本に整合性を持たせるか?。
生まれついての戦争狂…人格とは別に、戦争が好きで好きで仕方ない。
持って生まれた才能が、どうしてもそれを要求する。
これだと、脚本に矛盾を発生させずにすむと思います。
コメント有難うございます
なるほど…確かに喜々として策を弄してるところをみると真田の血がそうしてしまうのかもしれません
信繁は「兄上ごめんなさい、戦で自分の信念と策を披露してー」って言いそうな気もしますし
あの信幸なら「信繁がそういうのなら、わしに構わず好きにしろ」と言いそうでもあります