子の復讐に燃える母熊が若者たちを襲う!
2007年 カナダ
上映時間 86分
パニック映画
あらすじ
高校卒業を記念して、男3人女1人でのドライブ旅行
気分が高揚したのか、当初の予定を変更し立ち入り禁止区域に立ち寄ることにした
ところが、その道中で子熊を轢いてしまう
そこから、復讐に燃える母熊に狙われることに…
◯◯映画が視る人達の神経を襲う!
パッケージの絵がかっこいい…
まるで赤かぶとを思い出す巨大な熊
しかし、内容は…
突っ込み箇所が多いので覚えてるところだけ抜粋
立ち入り禁止区域に立ち寄り、子熊を轢いてしまってからの発言
「なんでこんなところに!?」
立ち入り禁止区域だから、動物が我が物顔でも当然で、逆に若者たちの方がなんでこんなところに状態
熊から逃げる途中で車がオーバーヒート
水をかけて冷やそうとなって鞄を漁るも大量の空のペットボトル
行きだけで、どんだけ飲んでんねん!
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水源を探しに…
って、どこまで行くんだ!
このシーンが無駄に長い
熊に襲われ1人絶命
一緒に襲われた主役(恐らく)のタンクトップは逃げてメンバーと合流し、オーバーヒートが治まった車で逃げる(水を探しに行く必要なかった!)
ところが、突然「あいつを置いてはいけない、戻ろう」と後部座席からハンドルに手をやり、運転の邪魔をして、崖に車ごと転落
すると落ちた事で「あいつ」の事をさっぱり忘れたのか「戻る」と言いだす事もなく、ヒロインに「大丈夫?」と声をかける
誰のせいで落ちたんじゃ!
ウインチで崖から引き上げた事で車はバッテリー切れ
「15km先にハイウェイがあるから俺が走って助けを呼んでくる」ともう1人の男
近くない…?
いや、「もっとある」と言われてたけど、それでも近すぎないか?
こういう場合は100km先とかではないのか…
そのくらいの距離なら、3人で一緒に行った方が良いぞ!
だいたい3時間もあれば辿り付けるだろう
熊の所を通らないといけないが、ここも車以外何もない場所だし、危険な事に変わりはない
何より助けを呼べたとして、この地点まで迷う事なく戻って来れるのか???
結局一人で、走り出す男
長い!
走るシーンが長い
BGMも流れ出し、これはマラソン映画だったか!?
だいぶ走ったと思われる途中、建物を発見
お!と家に入ったは良いが、これまた長い!
ホラー映画!?
外に出たところで熊に遭遇
重症を負いながらメンバーの元に帰って来た
足が物凄い事になってるが、良く戻って来れたな!
今度はタンクトップが「あそこまで行くと携帯の電波が届くだろう」と言い、走り出す
そして崖を登りだす!
今度はロッククライミング!
途中で手に持ってたバールのようなものを落としてしまいショックを受けつつも崖の上へ
ところが、電波は届いていなかった(車のところから距離も離れていないし、崖も高くない)
そこに熊の咆哮!
一体どこからここに?と疑問をもったりもするが、熊は神出鬼没である
今度は崖を下りる…バールのようなものを回収
本当にそれは重要なのか
車に戻るも、熊も連れて来る最悪のパターン
車ごとひっくり返されて、もうダメか…
とその時!
……
…
あれ、熊が消えた!
なんでか分からんけど、いなくなった
その夜、重症を負った男が出血多量で死の間際
「1km先の建物に…」
えっ、めっちゃ走ってたけど、直ぐそこだったの!?
と
「熊用の罠がある」
何故にそれを着いた時点で言わない!
以下、暗い中でのラストバトル
謎の稲光で時々見えるが、これがチカチカしててウザイことこの上ない
ここまではどうにかこうにか見てきたけど、この演出はダメだと思う
せめて短時間にするべきだった
熊用の罠が何か分からないまま(暗すぎて何をしてるのか見えない)、ヒロインが熊を薄い扉の建物に閉じ込めた(暗いので分からないが、恐らく熊用の罠を使ってはいない)
扉前でタンクトップと合流
「俺たちは勝ったんだ」
抱き合い
「これで帰れる」
グオオー
「やったのね」
グオオー
「あぁ」
そして歩く2人
バタンっ!!
「ヤバいっ」
画面に血しぶき
完
えっ、なにこれは
最後の「勝ったんだ」は『「閉じ込めたけど、直ぐ破られるだろうから』的な現実逃避だったのか
でも、「出てくるのは予想外」みたいな反応だったから…
割りと直ぐにその場を離れていたら、どうにかなったのではないかと思ってしまうのだが…
感想
…
…
…
これは凄い映画!
この脚本を書いた人はただ者ではない!
予算が無いからこうなったのか、予算があってもこうなったのか…
まず、熊と人が同じ画面には映らない
着ぐるみにしても本物にしても、お金かかるから仕方ないね…
熊の資料用の映像から取ってきたのか、無駄にアップで吼える熊
熊の映画なのに登場シーンは5分?
途中で何の映画なのか分からなくなります
更に致命的なのが、登場人物に感情移入出来ない!
我が世の春を謳歌する高校生(卒)だから…とは言え…うーん
久々に◯◯な映画を見た