来島海峡とは
愛媛県今治市から北、瀬戸内海にある海峡
古来より「一に来島、二に鳴門、三とさがって馬関瀬戸(関門)」と呼ばれる海の難所、急流ポイントとして有名
戦国時代に活躍した村上水軍が、縄張りとしていた地域である
アクセス
大島にある道の駅よしうみいきいき館で乗船チケットを購入
50mほど離れている下田水港フェリー乗り場から乗船
乗船料金
大人 1,500円
小学生 1,000円
小学生未満 大人同伴で大人の人数以下なら無料
出航時間
不定期
だいたい1時間に1本程度
乗船時間
50分程度
行ってみた&感想(2016年11月)
観潮船の乗船チケットを売っている大島「道の駅よしうみいきいき館」へ着きました
ここ大島は、四国88ヵ所巡りに比べて手軽に周れる島四国(島内88ヵ所のお遍路)が有名のようです
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こちらは、愛媛県のイメージアップキャラクターのみきゃん
うちのななこ氏とのツーショットですさすが瀬戸内海
波ひとつない穏やかな海です
この日の前後が雨模様と云うことで天候は悪めですが、雨でないのが幸い
しかし、寒いと来た
上の写真の海を隔てた右手にあるのが乗船場所
道の駅から歩いて5分足らずです
そこに、レインコートや厚手のコートがハンガーラックにかけられてあります
船上は、更に寒いと云うことなので借りました
コートを着てみましたが、汚れも臭いもなく清潔にされていました
さて、出発!
ぐぬぬ、さむうーー
さっきから気になってたんですが…
橋桁、薄っ!
良くこれで4車線道路&車を支えられるなと感心
吊り橋って凄いのね来島海峡大橋がしまなみ海道で一番長い橋なんだとか
第一大橋960m
第二大橋1,515m
第三大橋1,570m
総延長は約4kmにも及ぶ世界初の3連吊り橋ですそれにしても薄い
上の画像は大鳴門橋ですが、このようなトラス式の部分がないから、余計にそう思うのかもしれないです
馬島にあるアンカレイジ
アンカレイジとは、中央の大きいコンクリートの塊の事です
橋の下にいくつかあるアンカレイジで、吊り橋のメインケーブル(斜めになっているケーブル)を支えています
アンカレイジの黒い部分はガラス張りのエレベーターで、徒歩、自転車、125cc以下のバイクが利用でき、島内に降りられますこの日は小潮、更にちょうど潮が止まる時間のようで海は穏やかです
急流観潮という観点では残念な日&時間でした
そして…風は冷たく船の速度が上がると極寒ここは来島
村上水軍の本拠地があった所です
中央にうっすらと階段が見えます
この階段、源平合戦の頃に作られた階段なんだとか
まだ形として残ってるのが凄いですねこちらは来島神社
今治の造船所
造船会社が5社あり、日本一の造船地区みたいですうまく時間が合えば、新造船の進水式を船上で見ることも出来るそうです
今治の厳島神社
左側に小さいですが鳥居が見えます時間が立つ毎にブルブル
急流ポイントに着きました
ちょっと潮が動き出した時間になったようですが、渦潮は見えず
ただ、船を止めると横に揺れます
うわーと云うほどではないですが、不安定なので結構怖い
これが大潮の日だと、どんな感じになるのか…
想像すると恐ろしいかも…こちらは、小島
坂の上の雲の撮影で使用された28センチ榴弾砲(大砲)のレプリカが置いてあります
日露戦争が始まる直前には、実際に6門設置されたようです
約、50分程で港に戻ってきました
寒いけど、楽しかった 寒いけど
残念ながら急流ではなかったけど、それもまた人生
潮の流れのカレンダーが公式サイトにあるので、乗船日の参考にしましょう
体が冷えていたので、道の駅よしうみいきいき館のレストランで、熱いお茶を飲みつつ来島御膳を頂きました
乗船特典で、(株)しまなみ運営の各レストランや入浴施設が10%割引になります
因みに、海鮮バーベキューを入口でやっており、通る度に誘惑的な匂いが堪りませんでした
サザエ食べれば良かった―!