中城とは
沖縄県の中部、標高150mにある城
築城は、14世紀中頃
沖縄では城の事をぐすくと云うので、中城(なかぐすく)と読む
琉球王国のグスク及び関連遺産群として、世界遺産に登録されています
※以下は、2016年現在の情報です
アクセス
那覇市より車で約40分
普天間飛行場の東にある
観覧時間
8:30~17:00
※5月~9月期間は18:00まで
定休日
年中無休
観覧料
大人 400円
中高 300円
小学生 200円
行ってみた&感想(2014年3月)
今帰仁城から古宇利大橋を経由して、中城へ行きました
山城なので、少し山を上ったところにあります
今帰仁城と比べると自然のダイナミックさは欠けますが、城壁が丸々残っているのは大きいです
天気の悪さもあって、何やらゲームに出てきそうな雰囲気…
フィールドから、いざダンジョンへ…
ここ中城には、あの「開国シテクダサイヨ」で有名なペリー提督ら一行が、調査測量で訪れていたようです
ペリー=浦賀 的な感じなので、ここにも寄っていたのかと意外に感じました
その際、この門を「エジプト式」と評したようです
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ここの石積みは、今帰仁城と同様の自然の石を組み合わせ積み上げる野面積み
直方体に加工した石を使い、高さを揃えてブロック状に積み上げる布積み
石を多角形に加工し、互いに噛み合うように積む相方積み
これら、3種の石積みで出来ているようです
先程から、奥の方の怪しげな建築物が目に入ります
…何だろう?
と近付いたものの良く分からず
日本軍関係の物か、病院か…
後で調べてみると、有名な廃墟ホテルでした
正式名称は、中城高原ホテル
沖縄が日本へ復帰する前の1970年代初期に建築開始したものの建築途中で企業が倒産
以後、取り壊される事もなく、手付かずで残されているようです
建物自体が脆くなっていたり、大量の落書きや放火にあってたりと危険な場所のようで、立ち入り禁止になっています
面白半分で近付くのは止めておきましょう
それにしても、建物上部にある独特な建築物は何でしょうか…?
このまま吹き抜状なのか、単に外壁をつける前だったのか
この部分が不気味さに拍車をかけていますね
見た目 ★★★☆☆
満足度 ★★☆☆☆
公式サイト
沖縄の世界遺産 中城城跡