長きに渡る真田と徳川の因縁の戦い開始 第一次上田合戦
冒頭、上杉から信繁に与えられた援軍は爺や子ども達…
それらを手配した直江兼続が「御武運を祈る」と信繁に言ったのは皮肉なのか、本当にあのような人達しか上杉は出せないのか…
「ははぁーん、今回はこういう人たちを信繁が上手く使って信繁凄い!と描くんだな」と勝手に思っていたら、さすがに連れて行きませんでした
ま、それはそうですよね
痛快なりゆき番組 風雲うえだ城!
「少数の真田軍が徳川の大軍に勝つには…」と昌幸が考えた策が形になったお城、上田城
そこへ向かうは、家康が今川の人質だった頃より仕える歴戦の勇士鳥居元忠…なんですが
なんか弱そうな、かませ犬っぽい配役と演技なのが残念
そこへ信繁のあの高砂を謡っての挑発
スポンサーリンク
「そんな簡単に挑発に乗っても良いのか」と思いましたが、あの信繁の顔を見てしまったら分からんでもないです
明らかに罠が待ち構えてそうな城内にまんまと釣られた徳川軍
信繁が止まって煽ってる時に「撃ったら良いのに」とも思いましたが、最初で使って以降は進軍してるので弾込め出来てなかったのかもしれません
そこへ繰り出される、石、槍衾、熱湯など罠の数々!
「コントかっ!」って程で、タライが落ちて来ないのに違和感を覚えるほどです
が…アナログ(当たり前ですが)といえど効果は絶大ですね
特に石!
投げて良し、殴って良し、踏ませても良しと大活躍です
痛いものは痛い
致命傷にならなくても戦意を失わせたら勝ち
史実では、城下町に火を放ったそうですので場内は阿鼻叫喚だったでしょう
今回の合戦シーンは、コント仕立てのような撮り方だった?のもあるのでしょうが、エキストラの人数が少ないのが、如何ともしがたい
特に罠の仕上げとも云える信幸が引き連れた兵がめっちゃ少なかった…
ただ、ほぼ戦シーンで真田の大勝ぶりを描いたのは良かった
最後の寺の作兵衛のところでは辺り一面死体と云う凄惨な模様も描いてたし
それはそうと今回の梅は…きりのような行動を
今回の最初から「何かある」と思わせるフラグを立てまくってた信繁の妻の梅
六文銭の話を出して夫の戦を支える良き妻と思いきや、自分で決めた持ち場を離れたり、夫の邪魔になる行動を取って「???」な感じです
自業自得の無駄死にとも言える最期のように見えたのですが…
史実では、資料が少なく謎多き女性のようですがこの後も生きてる模様ですね
梅役の黒木 華が4月からドラマ主演だから外れた??というコメントもありますが、どうなんでしょうか
それにしても、梅の娘のすえをきりが育てるかー
「私は(梅が城を出て)行くのを止めた」という言葉を今までの言動を見る限り額面通りに受け取って良いものか
まぁ、本当に止めてるんでしょうが、なんか個人的にスッキリしない回になりました