真田丸 第14回 『大坂』 感想-ネタバレあり-舞台は大坂へ、遂に秀吉が本格的に登場

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徳川に衝撃走る 真田信尹の囁き戦術で石川数正が出奔

昌幸の「信尹ならきっと何とかしてくれる」というスラムダンクの仙道なみの信頼感
その期待に応える信尹
徳川重臣の石川数正をそそのかして出奔させ、真田への追及戦を阻止するという大金星
いやー、天晴れ!

実際は何故、出奔したのかはみたいですね
真田丸では、秀吉と徳川の間を取り持っていたのに戦になり立場がなくなったという中間管理職の悲哀からでした
この数正が三河流軍学の機密情報を沢山知っていた事で、徳川は今までのやり方を変更する他ありません
ここで役立ったのが、武田家が滅んだ時に取り立てた武田家臣たちで、これ以後は武田流軍学が徳川の屋台骨になります

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一方、ナレーションでもありましたが石川数正は秀吉から信濃松本10万石を貰い受けました
これを聞いた家康はどう思っていたのか興味あります
出奔で根本からひっくり返す程のお家の一大事になってしまった訳ですからね
どこかの城内でバッタリ会ってしまう事はなかったのか
数正は平穏に過ごせたのか
裏切るのも命懸けです

梅の死を受け入れられない信繁

信繁は上田合戦でのの死を受け入れる事が出来ていませんでした
…そういう展開に持っていくのなら、やっぱ前回のやりたい放題の最期はダメだったような気がします
夕日を見ながら頼幸に「先に進みましょう」と説得される場面は、後に石川数正と会った際に「とりあえず先に進みましょう」と自分に言い聞かせるように説得するところへ繋がる良いシーンだと思います
ただ、どうしても「梅は自業自得やしなぁ」という感情が出てしまい、信繁が哀しさを出せば出すほど微妙に思えてきます
何故にああいう風にしたのか…
もう梅の事は振り切ってると良いなぁ

「黙れ小童!」に続くか「うるさいわ!」

秀吉から昌幸に対し「上洛せよ」とのお達しがあった事について信幸
「大名でもない父上に、なぜ秀吉は上洛を…」
「大名でもない父上に、なにゆえ秀吉は…」
「大名でもない父上に…」

「うるさいわ!」

昌幸から当然とも言える反応
面白かった!(小並感)
少しだけ言葉を変えつつ、3回目に顔を向けて改めて言うのが面白すぎた
あれは大泉洋にしか出来ない間と顔だと思う
室賀さんの代わりに、これから昌幸が突っ込んでいくのか
「大坂編」に入って、今までより出番が少なくなりそうな真田家ですが、インパクトは残していってくれるのでしょうか

石田三成はやっぱりイヤなやつ

今回の三成も、ダメなものは絶対ダメ的な嫌なヤツとして登場してきましたね
ただ同じ匂いがする兼続は、もう既に気が合いそうな感じを醸し出していたのが面白い
信繁サイドから見ると、最終的に三成は味方的な位置づけになると思うのですが、少しずつ友情を深めて柔らかくなるのか、このままなのか
また、割と仲良さげに描かれてた三成と加藤清正はどこで亀裂が入るのか

ここに来て、歳三、源さん、彦五郎さんなど大河ドラマ「新撰組!」の面々がどっと登場してきました
大坂編も見逃せません

黒い大坂城は、やっぱカッコいい

         

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